「自分がやりたいこと」など見つけなくてよい。

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またもや、就活関連の本とかWebとかの情報をまとめてみた。

以下。

就職活動を始める学生に多い傾向として、「自分がやりたいこと」を必死になって見つけようとする。

自分がやりたいことがわからないと、志望する業界も業種も定められずいつまでも動き出せない、というのがその理由らしい・・・。

しかし、人間というのは「経験してからでないと、正直分からない」ことの方が多いものだ。

社会人にもなっていない学生に、「どんな仕事をすると自分が幸せになれるか」なんてわかるわけない。

とゆうか、分かるはずかない。

ある専門家は、こう述べている。

【どんなに熱心に業界研究をしようが、「これがよさそう」ということ以上のイメージを持つことは不可能である。

自己分析もそうであるが、業界・会社研究もそんなにやる必要がない。と言っているのはそのためである。】

と。

コリアンダーを使ったベトナム料理がある。これをたべた事がない人に「自分がおいしいと思うか」などわかるはずがない。

実際に食べてみないと分からないのである。このコリアンダーの料理を知るには、とにかくまず食べてみるのが手っ取り早い方法なのである。

「自分が何をやりたいのかわかりません」という学生も多いと思うが、そんな心配は必要ない。

それこそ、適当な企業のリストを並べて、サイコロをふってみて、ひとつ選び出すという方法をとってもいいと思う。

そして実際に就職してみるのがいい。合わなければ、転職すればよい。

米国ノースカロライナのレニ・レシンガー博士によると、「完璧でなければダメだ」と思っている人は、物事に取り掛かるのが遅く、「明日やればいいや」と無意味に先送りする傾向があるらしい。こうなると他の学生に遅れをとってしまう。

実際、取り組むのが早く、どんどん内定をとっていく学生は、自己分析と業界研究を適当なところで切り上げて、面倒だから、適当な所で切り上げて、「面倒だなら、できることから、行動を起こそう」という、ある意味大胆な活動家とも言える。

就職するのに本当に必要なのは、面接をうまくやる技術である。それさえ身につけば、どんな業界でもどんな業種でもパスすることができる。

内定を取るのに必要なのは、要は、面接官に好かれるような自己アピールをすることなのであって、小難しいことを考えることではないのである。

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